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御子柴 道夫(みこしば みちお、1946年2月 - )は、日本のロシア文学者、千葉大学名誉教授〔御子柴道夫 著『ロシア宗教思想史』281頁 - 285頁、成文社、2003年3月30日、ISBN 9784915730375〕〔千葉大学名誉教授 〕。 長野県生まれ。1975年早稲田大学大学院文学研究科博士課程(ロシア文学単位取得満期退学。1981年頃から千葉大学教養部助教授、90年代に同外国語センター教授。 専門は19ー20世紀初頭のロシアにおける、ソロヴィヨフから始まり、道標派と称される思想家達、さらに「スラヴ派」と呼ばれる思想家達などであるが、既存のロシア思想史・哲学史理解に対する不満をきっかけに、ロシアに文献が登場し始めた11世紀頃からロシア思想史を考察し、著書にまとめるに至っている。また、ロシア革命と亡命ロシア人思想家についての考察も行っている。11世紀ロシア思想を追う流れの中で、ロシア革命までのロシア思想が正教を中心としていた時代背景から、必然的にその研究はロシア宗教思想史を対象とするものとなっている〔。 == 著書 == === 単著 === *『ソロヴィヨフ著作集〈別巻 1-2〉ソロヴィヨフとその時代』刀水書房 (1982年) *『ロシア精神のゆくえ―聖と俗の対話』NTT出版、1993年11月 *『ロシア宗教思想史』成文社、2003年03月 *『ウラジーミル・ソロヴィヨフ―幻視者・詩人・哲学者』岩波書店、2011年2月 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御子柴道夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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