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御定法三日 : ウィキペディア日本語版
三日御定法[みっかごじょうほう]
三日御定法(みっかごじょうほう)または御定法三日(ごじょうほうみっか)とは歌舞伎界における不文律の一つ。以下の事柄を指す。
== 初日の三日御定法 ==
初日が開いてから三日間は、
*狂言方は、セリフをツケなければならない(狂言方の義務)。
:四日目以降は、役者はセリフが入っていなくてはならない。だから、狂言方にはそれ以降の義務はない。ただし、現実には(年齢などの関係で)不可能な場合もありうる。そのため、狂言作者は劇場に所属する身分であるものの、大名題は、その中の一人を、恒常的に祝儀をはずんだり日頃の生活の面倒を見るなどして、自己の事実上の専属とすることが一般的であった。
*新作・復活ものなどの場合、演出家(特に外部演出家)は三日間のみ試行錯誤し、演出を変更することが許される(演出家の権利)。
:三日目の演出で完全に固定しなければならない。この風習ができた理由として、そもそも歌舞伎興行で最初の数日は実際には公開尾舞台稽古だったことがあげられる。そのかわり、木戸銭が通常興行より安くなっていた。出し物の一部を省略したりする場合もあった。初日から通常興行になったのは帝国劇場開場以来のことである。
*全役者・音楽・裏方は楽屋に一日中詰めていなければならない。
:通常は、出が済んで一風呂浴びたらすぐに帰ることが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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