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御寮人、御料人(ごりょうにん)とは、中世以降用いられた、主に女性に対する敬称の一つ。近世以降は中流の町人の間でも用いられた。 == 概要 == 「御寮」は貴人あるいは貴人の子女を敬って言う語であり、名での呼びかけを避け方角や所属で呼びかける婉曲法(「○○の方」「○○の局」「○○殿」「御館」などと同様)。近世以前は男女問わず用いた。太平記巻10に「万寿御寮をも五大院右衛門宗繁が具足しまゐらせ候ひつるを・・・」とある。 近世には貴人の娘・妻に使われる事が多くなり、武田信玄の側室の諏訪御料人・禰津御寮人などの使用例がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御寮人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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