|
御用紙(ごようし)とは、近世の日本において、宮中・幕府・諸藩・寺社などの命令を受けて独占的に製造・納入された高級和紙のこと。 室町幕府以来檀紙を作ってきた備中国広瀬(現在の岡山県高梁市)の柳井家をはじめ、土佐国成山(現在の高知県いの町)、越前国五箇(現在の福井県越前市)、甲斐国市川大門(現在の山梨県市川三郷町)、肥後国八代(現在の熊本県八代市)などの紙が御用紙の産地として知られていた。近現代においては伊勢和紙などがある。 == 参考文献 == *寿岳文章「御用紙」(『国史大辞典 6』(吉川弘文館、1985年) ISBN 978-4-642-00506-7) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御用紙」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|