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神宝[じんぽう, しんぽう] 神宝(じんぽう、かむだから)とは、神社の本殿内陣に納められる、祭神に由緒の深い宝物や調度品、装束類のことである。広義には神社に代々伝わる宝物のことも含むが、通常はこれらは社宝(しゃほう)と呼び、神宝とは区別する。 元々の神宝は、剣、玉、鏡などの呪具で、古代には氏族の権威の象徴、あるいは氏族の祭祀に使用されたものであった。『先代旧事本紀』の十種神宝などがそれに当たる。 後に、神像が作られるなど神の擬人化が進むと、神宝の中に、人間が使用するものと同じような日用品が多く含まれるようになる。例えば手箱、碗、化粧用具、衣服などである。これらの神宝は、式年遷宮などの社殿更新にあわせて新調された。その際、それまでの神宝は古神宝と呼ばれ、その中には社宝として神社に残されるものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神宝」の詳細全文を読む
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