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御鼻部山[おはなべやま]
御鼻部山(おはなべやま、花部山とも)は、十和田湖の北岸にある標高1,010.6mの山。 == 概要 == 十和田湖を取り囲む外輪山の一つである。「花部山」と表記している大正時代の書籍もある。 十和田湖は青森県と秋田県の両県にまたがっており、その県境(境界)は近年まで確定されていなかったが、それを確定する上での指標となったのが御鼻部山である。藩政時代の湖面は全域が盛岡藩に属していたが、明治時代の廃藩置県によって青森県と秋田県が誕生したさい、いずれも十和田湖畔に接していたため湖面および湖畔でも境界を確定する必要があった。湖畔の北側の境界は御鼻部山山頂、南側は神田川流域を境界としたが、湖面および湖畔の県境はそれぞれの地元の反対などがありまとまらなかったため、十和田湖の湖面と御鼻部山山頂から同湖畔までの境界は未確定のままであった。その後、青森県と十和田市および秋田県と小坂町が協議した結果、2008年8月29日に廃藩置県以来137年ぶりに境界が確定される事が決まった。〔137年越し、十和田湖県境合意 - 陸奥新報(2008年8月30日)〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御鼻部山」の詳細全文を読む
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