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復刊ドットコム(ふっかんドットコム)は、株式会社復刊ドットコム(旧ブッキング)が運営する、絶版になった書籍を復刊させるWebサイトおよびオンライン書店である。2000年5月24日にサービスが開始された。 2011年1月に全面リニューアルされた。 == 概要 == === 復刊 === ユーザーからのリクエスト・投票と情報提供を基に、以前復刊した類書の販売実績や各出版社の復刊の実績等を考慮し、出版社や著者に復刊リクエストについての情報提供を行い復刊を交渉する。リクエスト・投票は1件の書籍につき1票・1回限りで、復刊要望の理由などのコメントを添え、購入意思の登録をする必要がある。目安として100票集まると、復刊ドットコムが、オリジナルの出版社へ原版の有無確認など復刊に向けた交渉に入るとされている。 設立当初は、日販グループとしてオンデマンド出版への進出を視野にいれていたが、後述のコンテンツワークスによるものを除くと、《リクエスト→交渉→出版社による復刊》という業務に徹している。 2001年11月12日には、日本経済新聞社主催の「日経インターネットアワード2001」で、日本経済新聞社賞を受賞した。 文学、絵本、コミック、アニメやホビー関係のムック、楽譜、参考書(教育関係)など多数のリクエストが登録されている。一定以上の需要と原版が有り、権利関係のクリアが可能な書籍から順次復刊されている。特に前述の漫画・アニメ関係のリクエストが多いが、支持が集まらない(または潜在的需要はあるものの復刊―の事を知らない)タイトルは、リクエストから3年以上経過しても100票集まらない有様である。漫画を中心に既刊(絶版)本のみならず、未収録作品の収録といったリクエストも可能だが、「一般書籍の復刊と比べ、交渉が困難と予想される」と明記されている〔ヘルプの【復刊リクエストについて】より〕。 投票した書籍の復刊が決定されると、「復刊ドットコム」のサイト上で購入を促すメールが送付される。ブッキングが発売元になる場合もあるが、たいていは中小の出版社によって刊行されている。オリジナルの出版社から再版・重版の形式で復刊されるケースはほとんどない。また、復刊に伴うコストの上乗せなどからオリジナルよりも売価が高めに設定されている。 なお、小学館・講談社・富士ゼロックス・マイクロソフトが出資設立したコンテンツワークスによる「コミックパーク」が、小学館・秋田書店・少年画報社・双葉社などが刊行し絶版となったコミックスをオンデマンド出版で受注販売することを拡充したことから、復刊ドットコムでリクエストされていたタイトルは、【復刊】と見なしてコミックパークへのリンクが付されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「復刊ドットコム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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