翻訳と辞書 |
復水器[ふくすいき] 復水器 (ふくすいき) は、タービンやシリンダー内で仕事を取り出した後の水蒸気(低圧の湿り蒸気)を等圧冷却して凝縮させ、低圧の飽和液に戻す装置である。ここでできた飽和液(水)は給水ポンプへ行く。(ランキンサイクルの状態で4→1) == 種類・形式 == ; 表面復水器 : 冷却水が復水器冷却管内を通り、タービン蒸気とは直接接触しないもの。日本の火力・原子力発電所では、海水〔但し、北海道電力奈井江発電所・砂川発電所は海から遠いため、河川水を冷却水に用いている。〕を冷却水としているため表面復水器が用いられる。 ; 直接接触復水器 : 冷却水を復水器内に導入し、タービン蒸気と混合するもの。地熱発電所では、タービン蒸気が凝縮した復水をボイラーに供給する必要がなく、復水の清浄度に対する要求が厳しくないため、構造が簡単で熱交換にも有利な直接接触復水器が用いられることが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「復水器」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|