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微斜長石[びしゃちょうせき]
微斜長石(びしゃちょうせき、microcline、マイクロクリン)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。長石グループの鉱物で、三斜晶系のカリ長石。 化学組成は KAlSi3O8。同じ組成で単斜晶系のものは正長石だが、肉眼で両者の区別はできない。高温で形成された場合には、Na をやや多く含むサニディン(玻璃長石)になる。 火成岩や変成岩に含まれる造岩鉱物。 == 天河石 == 青緑色の微斜長石を天河石(amazonite、アマゾナイト)といい、微量の鉛によって色付いている。 北アメリカ・ブラジルで産出。古代エジプトで宝石として利用されていた〔『世界原色百科辞典 第一巻』【アマゾナイト】〕。緑青色の強いものは翡翠に類似し、空青色の強いものはトルコ石の色に類似している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「微斜長石」の詳細全文を読む
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