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「微笑がえし」(ほほえみがえし)は、1978年2月にリリースされたキャンディーズの活動期間内ラスト・シングルである。 == 解説 == *歌詞中には「春一番」「わな」「アン・ドゥ・トロワ」など、シングル曲のタイトルが随所に入れられている。これは作詞者・阿木燿子からのはなむけであったという〔ベイエフエム「miracle!!」にて、ANNAの発言、2009年1月12日〕。また歌唱時の振り付けでも「ハートのエースが出てこない」「年下の男の子」「やさしい悪魔」等が、モチーフ的に登場している。 *11月には「つばさ」がリリースされているが、これはであり、またシングル曲として最後にレコーディングされた曲が「微笑がえし」だったこともあり、。 *前年の7月には解散することが発表され(ステージ上で解散を宣言後、ランが発した「普通の女の子に戻りたい」は、流行語になった)、4月4日には後楽園球場に5万5千人のファンを集めて「ファイナルカーニバル」が行われた。この模様は5月にアルバム『FINAL CARNIVAL Plus One』としてリリースされた。 *オリコンでは最初で最後の1位を獲得。シングル売上は累計で100万枚〔キャンディーズになりきって、オリジナリティー 「バンディーズ」激走中 、東京新聞、2011年10月1日付朝刊。〕と、キャンディーズ最大のヒット曲となった。 *また、。当時放送開始直後だった「ザ・ベストテン」でも、解散後も含め一月近くリクエスト一位を維持するほどであった。 *長調の曲で、サビは3声和音と2声和音、それ以外はユニゾン、2声和音、3声和音の歌唱であり、ソロがない。サビの和音は、レコードでは3人がほぼ均等の声の大きさになっているが、ステージなどでの歌唱では主旋律を歌うスーが大きめに発声し主旋律を強調している。なおト長調の曲であるが、最後だけホ短調になっている。 *当時の音楽番組では、1番目のサビ部分でセンターのランと左位置のミキとが、3番目のサビ部分でセンターのランと右位置のスーとが、それぞれ交替した上で歌唱していた。 *穂口雄右の要請によりこの曲は、初見でレコーディングを行った〔穂口雄右 - 現実になったビジョン 第6回(最終回)「微笑がえし」〕。 *レコーディングが終わりOKが出ると居合わせたスタッフが総立ちで拍手をしたという。またそれを見たメンバーも人目を憚らず号泣したという〔「驚きももの木20世紀」(ABC・テレビ朝日系)の特集などで紹介されたエピソード。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「微笑がえし」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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