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徳力軌道[とくりききどう]
徳力軌道(とくりききどう)は、かつて福岡県企救郡企救町(現・北九州市小倉南区)内を運行していた馬車鉄道路線およびその運営会社である。 == 概要 == 小倉電気軌道(のちの西鉄北方線)の終点であった北方で接続し、南側の徳力地区へ延びる路線として敷設された。1920年9月に馬車鉄道から路面電車に切り替えたことで不要となった小倉電気軌道の客車7両全車(定員20名)を譲り受け、このうち3両を整備して使用している。軌条も同じく小倉電気軌道の路面電車化による余剰品であった。 本社は徳力に置いていた。 1923年に開業したが、開業と同時期に沿線で運行開始されていたバスの影響を受け開業当初から業績不振であり、1925年に廃線となった。営業期間はわずか2年半であった。なお、1985年には西鉄北方線を代替する形で北九州モノレールが開業し、60年の時を経て徳力に軌道系交通が復活している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「徳力軌道」の詳細全文を読む
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