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徳大寺有恒 : ウィキペディア日本語版
徳大寺有恒[とくだいじ ありつね]

徳大寺 有恒(とくだいじ ありつね、下はゆうこうとも読む)、1939年(昭和14年)11月14日自動車評論家 徳大寺有恒氏が死去 webCG 2014年11月8日閲覧〕 - 2014年(平成26年)11月7日)は、日本自動車評論家。元・レーシングドライバー。本名・旧ペンネーム杉江 博愛(すぎえ ひろよし)。
== 人物 ==
名前は「できるだけ偉そうにしよう」と決定したペンネームであり〔「(現代の肖像) 徳大寺有恒」 『AERA』 1999年(平成11年)9月27日号 (朝日新聞社)〕、公家徳大寺家と姻戚関係はない。
「間違いだらけのクルマ選び」を出版する前は、本名・杉江 博愛(すぎえ ひろよし)として活動していた。なお、徳大寺がわせだ書房の編集者だった頃に名刺を渡した豊田有恒は「有恒という名前が記憶に残っていたため、ペンネームに採用したのかもしれない」と述べている〔豊田有恒『日本SFアニメ創世記 虫プロ、そしてTBS漫画ルーム』TBSブリタニカ、2000年(平成12年)、p.195。〕。
日本を代表するクルマの第一人者的評論家として高い評価と知名度を得ていた。他の評論家と比べると、車の乗り方から、男の生き方、経済批評まで間口を広げているのも特徴であった。
NAVI」(二玄社)や「ベストカー」(三推社)、「ENGINE」(新潮社)などの自動車専門誌や「MEN'S EX」(世界文化社)などの男性ファッション誌、テレビ新聞、各種講演などを中心に幅広いジャンルで活躍していた。カーグラフィック(二玄社)創刊編集長の小林彰太郎や、岡崎宏司、27年間続いたTV番組新車情報の司会を務めた三本和彦などともに日本を代表する自動車評論家の一人であった。
かつては日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の選考委員を務めていたが、COTYの運営方針やメーカーの接待攻勢等に疑問を持つようになり、1990年代前半に退任した。
カーメーカー・ブランドなど外国語日本語表記について、原語に近い発音に拘ることで知られていた。
;※表記の例

*メルセデス→「メルツェデス」
*ジャガー→「ジャグァー」
*ベントレー→「ベントリィ」
*シトロエン→「シトローエン」
*2CV→「ドゥシヴォ」
*マセラッティ→「マゼラーティ」
*ツインカム→「ツウィンカム」
*ミニバン→「ミニヴァン」

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「徳大寺有恒」の詳細全文を読む



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