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徳島教育航空群 : ウィキペディア日本語版
徳島教育航空群[とくしまきょういくこうくうぐん]

徳島教育航空群(とくしまきょういくこうくうぐん、英称:Air Training Group Tokusima)とは、海上自衛隊教育航空集団に属している教育航空群のひとつである。司令部は徳島航空基地徳島県板野郡松茂町)に所在しており、主に計器飛行による操縦技術を操縦学生に修得させるための教育訓練を行っている。また、徳島空港航空管制飛行場管制)などの運用実務も担当している。
== 概要 ==
現在の体制になるまでに所属する上部組織が2回変わっており、その度に部隊名称と任務も変わっている。現在は小月教育航空群第201教育航空隊で固定翼基礎課程後期を修業し、固定翼・回転翼操縦士要員となった飛行幹部候補生に対して、計器飛行課程の教育訓練を行っている。
計器飛行課程は約6ヶ月(固定翼)、約3.5ヶ月(回転翼)である。この課程を終えると、固定翼の場合は国家試験(固定翼事業用操縦士)を受験し、合格後に下総教育航空群の実用機課程に進む。回転翼の場合は、鹿屋航空基地の第211教育航空隊で行われる回転翼基礎課程に進む。
第202教育航空隊では国土地理院から地図を作成するためのの業務委託を受け、2009年度末まで国土地理院所属の専用機「くにかぜII」にて実施していた〔測量用航空機「くにかぜⅢ」の概要と役割 国土地理院 画像調査課長 林孝 〕。これは専用機と同じタイプの航空機を多数運用しているという実績があり、整備面や操縦士の確保に事欠かない為であった。また、陸上自衛隊地理情報隊からも航空測量を委託されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「徳島教育航空群」の詳細全文を読む



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