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徳島西部交通株式会社(とくしませいぶこうつう、略称:TSK〔同じ略称で、島根県にあるフジテレビ系テレビ局である山陰中央テレビジョン放送とは関係ない。〕)は、徳島県美馬市と香川県の高松市、木田郡三木町を営業エリアとすることでんグループの貸切バス事業者で、高松琴平電気鉄道の100%子会社である。本社は徳島県美馬市脇町字拝原1623番地の6。 == 概要 == 元々は、太平洋戦争中に戦時統合によって徳島県西部のバス事業者を統合して出来た会社であった。1957年10月14日に四国交通など4社が徳島西部交通から分離独立の後、残った当社については高松琴平電気鉄道が資本参加して同社のグループ企業となった。なお、2001年に高松琴平電気鉄道が経営破綻した際、同社傘下のコトデンバス(現・ことでんバス)は連鎖する形で民事再生法を申請するに至ったが、当社については特段の法的処理を行わない形でそのまま存続している。 現在の経営の柱は貸切バス事業と旅行業部門である。地元では低価格の料金と保有台数の多さで学校、官公庁などの信頼度も高い。また、会社設立時の経緯から四国交通および同社親会社の徳島バスとも結びつきが深く、両社の高速バス路線(一部路線を除く)の乗車券発券業務についても委託を受けている。 ことでんグループのバス会社ということで、路線バスのポールもことでんバスと共通のものを使用し、貸切バスの車体デザインもかつての高松琴平電気鉄道(略称:TKR、その後バス部門はことでんバスに事業譲渡)や旧高松バス(ことでんバスの前身、略称:TBK)のもの(矢印と会社の略称)から色などを改変したものを使用していたが、最近はことでんバスの貸切バスの車体デザインと同じものとなっている。 路線バスはかつては徳島県西部に網の目のように路線を広げていたが、利用客の減少に伴って徐々に廃止。最後まで残っていた穴吹駅〜脇町〜塩江〜高松駅線も2012年4月に休止、翌年4月1日に廃止となり、以後は貸切バス専業となっている。 貸切バスは大型11台、中型3台の合計14台を保有。さらに乗合登録の大型エアロバスが1台ある。徳島県内各社では貸切バスの減車が相次いだため、現在の保有台数は徳島バスに次いで県内第2位である。同社の貸切バスは座席テーブル、足置き台、シャンデリアなどを装備する車両が多く比較的豪華な仕様である。詳しくは公式webページから確認できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「徳島西部交通」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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