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『ルパン三世 念力珍作戦』(ルパンさんせい ねんりきちんさくせん)は、モンキー・パンチの漫画『ルパン三世』を原作とし1974年8月3日に公開された実写版映画。 == 概要 == 国際放映作品〔アニメ版を製作した東京ムービーの創設者である藤岡豊は、当時東京ムービーの取締役制作部長、および国際放映の専務を兼任しており、本作の製作も務めた。〕。赤塚不二夫、中山千夏が企画に名を連ねているが、名義を借りただけで、実際にはノータッチだったという。監督は東宝クレージー映画シリーズを手がけた坪島孝。公開当時の併映作品は『ノストラダムスの大予言』。 本作品でのルパンファミリーは、ルパン三世を目黒祐樹、次元大介が田中邦衛、峰不二子を江崎英子、銭形警部を伊東四朗がそれぞれ演じた。なお、原作の石川五エ門に相当する役は本作に登場しない。 ルパン役を演じた目黒は後年テレビ番組で「監督とも話し合った結果、原作の通りに作るのはまず無理との判断になったので、原作を意識せず好きなように作ってみようということになった」「個人的にはとても気に入っている役」「再び映像化するなら是非演じてみたい」とコメントしている。 原作で頻出する「♂マークと♀マークを絡ませた濡れ場表現」を、忠実に映像化している。 内容とあまり関係のないタイトルの「念力珍作戦」は、東宝側からの「何か時代性のあるタイトルにしろ」との指示で、当時流行の超能力ブームにかこつけてスタッフがつけたものである〔本作DVDの映像特典である坪島監督へのインタビュー(聞き手:佐藤利明)によると、脚本がほぼ出来上がっていたところへ、上から「タイトルは『念力珍作戦』で行け!」というお達しがあり、セリフなどを直してどうにか無理矢理こじつけた、とのことである。〕。 本作品のルパンの銃はワルサーP38ではなく、ワルサーPPK(消音器の付いたゴールドモデル)を使用している。 稀に地方局でテレビ放送が行われる程度で視聴困難な作品であったが、1993年、LD-BOX「ルパン三世 シアターBOX」にアニメ版劇場作品と共に本作も収録され、初ソフト化となった。2004年5月28日にDVDが発売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルパン三世 念力珍作戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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