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サルウィン川[あるふぁべっと]
サルウィン川(アルファベット表記:SalweenまたはSalwine、Thanlwin。)はチベットを源流とし、中国雲南省を流れ、ミャンマー(ビルマ)北東部のシャン台地にあるカヤー州・カレン州を南下してマルタバン湾(アンダマン海)に注ぐ川。一部ミャンマーとタイの国境を成す。長さは2,400kmにおよぶ。 == 特性と流域 == 急流が多く、しばしばこの流域は “中国のグランドキャニオン”、“アジアの大地溝帯” などとよばれ、河口から119kmの地点までしか船が入れない。そのため経済的には流域の殆どの地域で役に立っておらず、ミャンマーの一部地域で木材の搬出に利用されている程度である。 その一方、流域には7,000種を超える植物と、80種の希少種および絶滅危惧種の動物と魚が暮らす。ユネスコはこの流域を「世界で最も多様性に富む温帯生態系かもしれない」とし、2003年、上流域を世界遺産に登録した。(→三江併流) ヌー族(怒族)は中華人民共和国が公的に認知している56の少数民族の一つで、この民族名はこの川の中国名 怒江から名づけられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サルウィン川」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Salween River 」があります。
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