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『思ってたよりフツーですね』(おもってたよりフツーですね)は、榎本俊二による日本の漫画作品。文芸雑誌『本の旅人』(角川書店)において2008年(平成20年)1月号より連載中。単行本既刊3巻(2012年7月25日現在)。「クールでニヒルな私」に憧れつつもそれが遠ざかって行く、という「浅い悩み」について著者自身が斬り込んだ、「画期的かつ自虐的」な手法を採用した〔単行本第1巻描き下ろし「まえがき」より。〕作品である。回想録の部分では現在の著者が過去の著者に悪態をつく、という形を取っている。「(著者)初めての青春エッセイコミック」ということで開始されたが、「ただの日記」〔第10話のセリフより。〕となっている回も多い。また著者が観た映画の紹介もされている。単行本1巻の帯には森見登美彦からコメントが寄稿されている。 == 登場人物 == ; 榎本俊二 : 本作品の主人公。「不惑を迎えたギャグ漫画家」。 ; 長女 : 「いつもクール」な小学6年生。 ; 長男 : 「ビッグサイズ」な保育園の年長。 ; 耕野裕子 : 妻。ベテラン少女マンガ家。 ; コバヤシ : 角川書店『本の旅人』の編集者。「緻密な言動」をする人物。第17話にて『本の旅人』担当から異動する。 ; エンドウ : 『本の旅人』の編集長。「アバウトでチョイワル」。あまりの似てなさに編集部内が騒然となったとのこと〔単行本第1巻描き下ろし「あとがきマンガ」より。〕。 ; オリイ : A田書店の編集者。「美人」だが「コワイ」らしい。 ; F沢 : K談社の編集者。著者とは「20年来の腐れ縁」とのこと。 ; アベカズシゲ(阿部和重) : 専門学校時代の友人。後に芥川賞作家となる。 ; アイカワヒロアキ(相川博昭) : 高校の同級生で専門学校では1年先輩。高校では映画研究部に所属していた。現在はカメラマン。 ; そのほかゲストとして川上未映子、片桐仁、本谷有希子、内澤旬子、岸本佐知子、岡本太郎などが登場している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「思ってたよりフツーですね」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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