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怡土城(いとじょう/いとのき)は、現在の福岡県糸島市にあった日本の古代山城(中国式山城)。城跡は国の史跡に指定されている。 奈良時代に福岡市・糸島市の境にある高祖山の山腹西斜面に築城された。 == 経緯 == 『続日本紀』によると、遣唐使一行に加わること2度留学し、その後大宰府政庁の高官となった吉備真備が、孝謙天皇の命により天平勝宝8年(756年)6月築城に着手。途中吉備が東大寺造営で佐伯今毛人と交代し神護景雲2年(768年)2月、完成されたとされる。 当時唐では、玄宗皇帝に対する安禄山の乱が勃発し、朝鮮半島では新羅が日本の国使との会見を拒否するなど、対外的な緊張が高まり九州の防備が急務となっていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「怡土城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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