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急性喉頭蓋炎[きゅうせい こうとうがいえん]
急性喉頭蓋炎(きゅうせい・こうとうがいえん、)は、喉頭蓋の細菌感染による上気道疾患である。重症例では急速に進行し、予期せぬ窒息を来たすことがある。〔INFECTION FRONT, 22: 33-35, 2011.〕なお、単に喉頭蓋炎と言った場合もほとんどはこの急性喉頭蓋炎を指す。感冒との鑑別が困難なことが多い。 == 疫学 == 小児(2〜5歳程度)に多いが成人例も散見される。細菌感染が主である。インフルエンザ菌b(Hib)による症例が多く〔Khilanani U, et al: Am J Med Sci 287:65, 1984〕、次いで肺炎球菌、溶連菌がみられる。 欧米諸国ではHibワクチンのため、小児のインフルエンザ菌による髄膜炎・喉頭蓋炎は減少している。ワクチンの効果を失った成人患者の割合が増加している。〔http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1009990〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「急性喉頭蓋炎」の詳細全文を読む
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