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炎症[えんしょう]
炎症(えんしょう、)とは、生体が何らかの有害な刺激を受けた時に免疫応答が働き、それによって生体に出現した症候である。さらにその免疫応答の結果によって生じる病理学上の変化を示す病理学用語でもある。
== 概要 == 外傷や熱傷などの物理的要因や、感染、アレルギー反応によって引き起こされる、発赤 (rubor)、発熱 (calor)、腫脹 (tumor)、疼痛 (dolor) を特徴とする症候である。これらの特徴を炎症の4徴候という。また、機能障害 (dysfunction) を含めて炎症の5徴候ともいう。 発赤や熱感は当該部位の血管が拡張することにより生じる血流の増加が原因である。腫脹・疼痛は血管透過性が亢進して浮腫ができたり、C繊維を刺激することで内因性発痛物質が出現することによる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「炎症」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Inflammation 」があります。
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