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急速進行性認知症[きゅうそくしんこうせいにんちしょう] 急速進行性認知症(rapidly progressive dementias、RPDs)は数週から数ヶ月の亜急性の経過で進行する認知機能低下である。 == 概念 == 2008年、Geschwindらは179例の急速進行性認知症の患者を検討した〔Ann Neurol. 2008;64:97-108 PMID 18668637〕。急速進行性認知症をきたした患者の内訳はプリオン病が62%であり、非プリオン病は38%であった。非プリオン病の内訳は39%は神経変性疾患であり、22%が自己免疫関連性脳症であり、6%が悪性疾患や感染症であった。治療法の無いプリオン病が多く含まれるが、神経サルコイドーシスや橋本脳症による慢性髄膜脳炎など治療可能な疾患も含まれるため鑑別診断には注意を要する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「急速進行性認知症」の詳細全文を読む
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