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『怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る』(かいだんとおどろう、そしてあなたはかいだんでおどる)は、竜騎士07の短編小説作品。講談社刊『ファウスト』2005年Vol.6(冬号)SIDE-A及びSIDE-Bに掲載。 同じ原作者が主宰する同人サークル・07th Expansionの代表作『ひぐらしのなく頃に』と共通の世界観を有するが、作品の舞台となった年代は特定されていない。 同社の漫画雑誌『月刊少年シリウス』で漫画化作品が連載された。 == あらすじ == === 前半パート === 舞台は、某県鹿骨市(ししぼねし)内のある中学校。 受験勉強に追われる日々を過ごす少年「友宏」は、覇気のない今時の中学生。ある日、叔母の優花が仕事の都合で、友宏の隣部屋に住むことになる。親友の博之・亨たちと、賽銭箱の開錠ミッションを達成し、新たなスリルとロマンを求めていた三人は、自分たちの手で「学校の怪談」を作り、人為的に「祟り」を起こそうと計画する。 教室の黒板に「骨」という字を書いて回ったり、精肉屋の骨をもらって教室内に置いたりするうちに、生徒たちの間にお骨サマの呪いの噂が蔓延していく。様々な追い風もあって、賽銭箱への賽銭も増え、それを着服するようになる。お骨サマは、生徒の間で浸透していき、生徒たちにより次々と新たな設定が加えられていく。 ある日、お骨サマの賽銭箱へ「5万円の賽銭」と共に、「田無美代子を呪ってください」という手紙が届く。博之と亨は数日間、田無に悪戯をするが、その後もクラスメイトにより集中攻撃され、陰湿なイジメにエスカレートする。しかし、田無への呪いは、衆人環視の中で行われたり、鍵のかかった自宅に入られたりと、クラスメイト達には実行不可能な状況であったことが判明する。 その後も、田無へのイジメがさらにエスカレートして、暴力と言えるほどになる。そんなある雨の日、立入禁止のプレハブ校舎の階段から田無が落下して、土に埋められたスコップにより意識不明の大怪我をしてしまう。ついに警察が介入し、事件としての捜査が始まるのであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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