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恂子内親王[じゅんし]
恂子内親王(じゅんし(のぶこ)ないしんのう、寛治7年(1093年) - 長承元年10月16日(1132年11月25日))は、平安時代後期の皇族。伊勢斎宮。白河天皇の第6皇女で、母は木工頭・藤原季実の娘。堀河天皇の異母妹。樋口斎宮と号された。侚子、姰子とも表記する。 母である藤原季実の娘は密かに恂子内親王を出産したため、天仁元年(1108年)になって初めて白河院に認知されたという。同年10月28日に内親王宣下を受け、同日伊勢斎宮に卜定。同2年(1109年)9月15日、野宮入り。天永元年(1110年)9月8日、伊勢へ群行(長奉送使は右衛門督・藤原能実と権右中弁・藤原実行)。ちなみにこの時随行した女官・斎宮甲斐が道中で詠んだ和歌が『千載和歌集』にある。在任16年の後、保安4年(1123年)1月28日、鳥羽天皇譲位のため退下し、帰京。長承元年(1132年)10月16日、40歳で薨去した。 == 参考文献 ==
*芳賀登ほか監修『日本女性人名辞典』日本図書センター、1993年。 *角田文衛監修『平安時代史事典』角川書店、1994年。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恂子内親王」の詳細全文を読む
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