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恒星 : ウィキペディア日本語版
恒星[こうせい]

恒星(こうせい)は、自らを発し、その質量がもたらす重力による収縮に反する圧力を内部に持ち支える、ガス体の天体の総称である。人類が住む地球から一番近い恒星は、太陽系唯一の恒星である太陽である。
== 定義 ==
理想気体状態方程式が示す通り、ガス体の天体は重力に対抗するために内部が高温・高圧にならなければならない。しかしその一方で宇宙空間温度は3Kに過ぎず、必ずエネルギーが全方位に流れ出ることになる。これが恒星が輝く理由であり、そのためにエネルギーを供給する源が必要になる。
大部分の恒星においてこのエネルギーは原子核融合であるが、誕生直後の恒星では内部温度が充分な高さに達していないため収縮が起こる。ここでガス体の天体を支える重力ポテンシャルのエネルギーが作用し、天体が支えられる。このエネルギーの半分は赤外線で放射され、残りは天体内部の温度上昇に寄与する。恒星となる星は収縮とともに内部温度がさらに高まり1000万Kに達すると水素の核融合を開始する。このような段階へ進む星の性質は「有効比熱が負の系」と言う。
恒星は時間経過の段階で、核融合する元素を水素からヘリウムへ変え、そして重い恒星は順次原子番号の大きな元素を使うようになり、その過程で収縮と膨張を繰り返す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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