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悪魔の代弁者(あくまのだいべんしゃ、、)〔児玉 聡 「悪魔の代弁者 - 哲学・倫理学用語集」SATOSHI KODAMA'S OFFICIAL WEBSITE、 2010年12月10日閲覧。〕とは、ディベートなどで多数派に対してあえて批判や反論をする人、またその役割。悪魔の代言者、悪魔の代言人などとも呼ばれる。ディベートのテクニックのひとつである。同調を求める圧力などで批判・反論しにくい空気があると、議論はうまく機能しなくなり、健全な思考ができなくなることが往々にしてある。それを防ぐ方法として、自由に批判・反論できる人物を設定することがある。三省堂「新グローバル英和辞典」電子版devil ではdevil's advocateの意味が「列聖調査審問検事」「(議論のために)わざと本心と反対の意見を述べる人」となっている。 語源は、かつてカトリック教会において設けられていた、列聖や列福の審議の際にあえて候補者の至らぬ点や聖人・福者たる証拠としての奇跡の疑わしさなどを指摘する職の名称。人間の悪徳を神に告げる天使としてのサタンの側面にちなむ。1983年に教皇ヨハネ・パウロ2世によって廃止された。 == 関連項目 == *斉一性の原理 *沈黙の螺旋 *同調現象 *ディアボロス - 映画『ディアボロス/悪魔の扉』(原題The Devil's Advocate) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「悪魔の代弁者」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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