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「悲しみのアンジー」(原題:''Angie'')は、ローリング・ストーンズが1973年に発表した楽曲。同年発表のアルバム『山羊の頭のスープ』からの先行シングルとしてリリースされた。 == 解説 == タイトルの「アンジー」(女性名アンジェラの愛称)が誰を指しているかについては、デヴィッド・ボウイの前妻アンジェラ、運動家/学者のアンジェラ・デイヴィス〔『山羊の頭のスープ』日本盤CD(VJCP-18013)ライナーノーツ(越谷政義、1994年)〕、キース・リチャーズの恋人アニタ・パレンバーグ〔Angie - The Rolling Stones : Listen, Appearances, Song Review : AllMusic 〕等、様々な憶測が流れた。しかし、キース・リチャーズは後年、自分の娘の名前もアンジェラであることと、「アンジー」という言葉の響きが良かったことからタイトルを決めたと語っている〔。 キース・リチャーズとミック・テイラーはアコースティック・ギターを演奏しており、ニッキー・ホプキンスがピアノを担当。ストリングス・アレンジはニッキー・ハリスンによる。 シングルとして発売されると、本国イギリスでは2週連続で5位に達した。アメリカでは1位に達し、バンドにとって7作目の全米1位獲得シングルとなった〔。その後のライヴでも演奏され、ライヴ・ヴァージョンは『ストリップド』(1995年)、『ブリッジズ・トゥ・バビロン』(1997年、日本盤のみ収録)、『ライヴ・リックス』(2004年)で聴ける。 この曲ではプロモーションフィルムが制作されたが、ヴォーカルのテイクが異なる2種類のフィルム存在する〔同じように、「ミス・ユー」もプロモーションビデオではヴォーカルがテイク違い。こちらはライヴ収録されている。〕。 2005年、CDU党首アンゲラ・メルケルは、ドイツ連邦議会の総選挙に向けた選挙運動で「アンジー」をかけていた。これに対してバンドの代理人は難色を示したが、CDUは「アンジー」の演奏権を主張し、最終的にはドイツの音楽著作権管理団体GEMAからも確認を得られた〔BBC NEWS | Europe | Stones' Angie in German poll row - 2010年4月30日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「悲しみのアンジー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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