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悲喜劇[ひきげき] 悲喜劇(ひきげき、英語:Tragicomedy)とは、悲劇と喜劇を融合させたフィクション作品を指す言葉。シェイクスピアの時代から19世紀にかけての英文学では、ハッピーエンドを伴う重々しい戯曲を意味した。 ==古典の中の先例== 古典時代の「悲喜劇」の完全かつ公式な定義は存在しない。アリストテレスは『詩学』で二重の結末を持つ悲劇について論じた時、ルネサンス期の「悲喜劇」に似たものを念頭に置いていたように見える〔アリストテレス『詩学』第13章1453a。〕。この点で、たとえば『アルケスティス』(Alcestis (play))のような古代ギリシア・ローマ演劇の多くが悲喜劇と呼べるかも知れないが、筋を除けばはっきりした特性は持たない。「悲喜劇」という言葉の起源はプラウトゥス(Plautus)で、『アンフィトリオン』のプロローグで、神々を俗物的な芝居に登場させる弁明に使ったものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「悲喜劇」の詳細全文を読む
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