翻訳と辞書
Words near each other
・ 情の深い人
・ 情の籠もった
・ 情を張る
・ 情を明かす
・ 情コミ
・ 情事
・ 情事 (1960年の映画)
・ 情事の終り
・ 情交
・ 情人
情動
・ 情動(性)昏迷
・ 情動、情緒、情動性、情緒性
・ 情動、情緒、感情
・ 情動、感情、情緒
・ 情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会
・ 情動の科学的解明と教育等への応用に関する調査研究
・ 情動ストレス
・ 情動不安、不穏状態
・ 情動不関


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

情動 : ウィキペディア日本語版
情動[じょうどう]
情動(じょうどう、emotion〔広辞苑第六版【情動】〕)とは、
*(心理学用語)怒り恐れ喜び悲しみなど、比較的急速に引き起こされた一時的で急激な感情の動きのこと〔。
*比較的短期の感情の動き。
==概説==

専門用語としては学問ごとに意味が異なる場合がある。
主に「興奮」が中心的であるが、「不安」「快不快」も情動として扱える。一般的な「怒り」「喜び」「悲しみ」を情動とするか、感情とするかは、心理学脳科学医学認知科学、それぞれの立場により異なる。
人間の感情はきわめて複雑であり、簡単に区別・分類できるものではない。ただし、「」とされることがある。
医学脳科学の専門用語としては「情動」は前者の感情を指し、人間的な感情とは区別して考えられている。情動を構成するものは「快情動」と「不快情動」であり、食料を得るための「接近行動」は快情動、敵に対する「攻撃行動」や「回避行動」は不快情動によって引き起こされるものであり、生物として生存するためにきわめて重大な役割を持っている。脳の中で情動の根源的な部分は扁桃体であると考えられており、1937年、米国の精神科医ハインリッヒ・クリューバーポール・ビューシーは、側頭葉を損傷したサルの実験で、サルが不快情動を失い、食べられるものと食べられないものを区別できなくなり、ヘビなどの敵に対しても警戒心を持たなくなってしまった症例が報告されている。これはネコやサルの扁桃体だけを破壊しても起こる症状であることが確認されており、「クリューバー・ビューシー症候群」と呼ばれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「情動」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.