|
愛媛県章(えひめけんしょう)は、日本の都道府県の一つ、愛媛県の県章。 現行の県章は1989年(平成元年)に制定されたものであるが、後述のように現在はほとんど使用されず1952年(昭和27年)制定の愛媛県旗で代用されることが多い。 過去に制定されていた2種類の旧県章についてもここで解説する。 == 概要 == デザインは福田繁雄が手掛けた〔「えひめの記憶」-[『ふるさと愛媛学』調査報告書]「わがふるさとと愛媛学IV 〜平成8年度 愛媛学セミナー集録〜 」(愛媛県生涯学習センター)〕。配色は赤が太陽と県花・ミカン、緑が石鎚山に代表される自然の恵み、青が瀬戸内海の恩恵を表し「県民の健康で明るい未来」をイメージしている〔愛媛県庁平成元年11月1日公告「愛媛県章の制定」。〕。公告により配色が定められているが、宮城県章や福井県章と同様に印刷媒体では白黒で使用される場合が多い。 1989年に現行の県章が制定された際には、新しい県章の普及を目的として県旗と併用する形で白地に県章を配した県章旗が制定され、愛媛県庁舎本館や県の施設に掲揚された。しかし、この県章旗は1999年(平成11年)5月31日に「県章の普及・定着により役割を終えた」として廃止されている。 現在は県庁舎本館や愛媛県歴史文化博物館など県の施設の玄関部分、県職員が着用するバッジ(徽章)などに県章が用いられているが〔、ほとんど新規に使用されることは無く県の公式サイトや日本郵便発行の『郵便番号簿』〔郵便番号簿PDF 〕、全国知事会のページでも県旗のみが紹介されている〔都道府県シンボル(県章・花・鳥・木) (全国知事会)〕。そのため、現在では一般に県章を目にする機会は県の施設や道路上のカントリーサインなどごく限られた範囲に留まっているが、県章を定める公告は現在も廃止されず県法規集に掲載されており、なお効力を有している。県の説明では県旗を優先的に使用する理由を「県章より長く使われているため」としているが、特に希望がある場合は県章の使用に応じるとしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「愛媛県章」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|