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愛新覚羅育セン : ウィキペディア日本語版
愛新覚羅毓セン[あいしんかくら いくせん]

愛新覚羅 毓(あいしんかくら いくせん、1923年 - )は書家恭親王溥偉の七子。字は君固。ラスト・プリンスとして有名である。

== 経歴 ==
滅亡後の1923年に亡命先の大連で生まれる。幼少より書を好み、清朝に伝わる書の流派を修める。皇族の子弟を自己の側近として養成したいという溥儀の要望で満州国の宮廷で教育を受ける。父の死去に伴い、恭親王の爵位を受け継ぐが、満州国では清朝の皇族を満州国の皇族として扱っていないため、形のみの爵位継承であった。
1945年の敗戦後から1949年まで溥儀とともにソ連に抑留された後、中国に引渡されて撫順戦犯管理所に収容されたが、不起訴となり釈放される。しかし文化大革命による強制労働などのため、書の活動の中断の憂き目に会う。現在、中国書法家協会会員、北京書法家協会会員、中国老年書画研究会創作員などをしている。行書草書を得意としており傑作も多い。溥儀の自伝『わが半生』には号の君固から「小固」という仮名で登場する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「愛新覚羅毓セン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yuzhan 」があります。



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