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慈恵医大病院医師不同意堕胎事件 : ウィキペディア日本語版 | 慈恵医大病院医師不同意堕胎事件[じけいかいいかだいがくふどいだたいざいじけん] 慈恵医大病院医師不同意堕胎事件(じけいかいいかだいがくふどいだたいざいじけん)とは、東海大学医学部出身の医師が妊娠した交際相手の女性を同意なしに堕胎させたとして逮捕された事件である。 == 事件の概要 == 2009年(平成21年)1月、東京都の東京慈恵会医科大学附属病院に勤務し金沢市内の病院に出向していた東海大学医学部出身の男性医師(当時36歳)は、30歳代の女性看護師と交際していたが、その女性が妊娠した。しかし医師は別の女性との婚姻話が進み、結婚した。女性が妊娠したことが妻に知られ、離婚という事態になることを恐れた男性は数回にわたり「ビタミン剤」と称して子宮収縮剤の錠剤を飲ませたほか、「水分と栄養を補給するため」などと偽り収縮剤を点滴し陣痛誘発剤も使用、女性を流産させた。なお胎児は妊娠6週目であった。 男性は刑法第215条1項の堕胎罪(不同意堕胎)で逮捕された。事件では出産を望んでいた女性の意思を無視し、自己保身のため堕胎させた点が不同意堕胎罪の要件を満たすため同罪が適用された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「慈恵医大病院医師不同意堕胎事件」の詳細全文を読む
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