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志賀団[しがだん] 志賀団(しがだん)は、古代日本の軍団の一つで、8世紀に近江国滋賀郡(現在の滋賀県大津市)にあった。用字は慈賀団とも見える。 == 史料での確認 == 2つの史料で存在を確認できる。一つは天平宝字6年(762年)の「愛智郡司解」で、「慈賀団少毅外従八位上吉身臣三田次」などが見える。国司の使者として、慈賀団の少毅が派遣されたものである。慈賀団とは滋賀団のことであろう〔橋本裕「律令軍団一覧」、『律令軍団制の研究』157頁。松本政春「律令制下諸国軍団数について」、『奈良時代軍事制度の研究』30頁。新日本古典文学大系『続日本紀』四、129頁脚注19。〕。 また、天平神護2年(766年)7月26日に、近江国志賀団大毅少初位上の建部公伊賀麻呂が朝臣の姓を賜ったことが『続日本紀』によって知られる〔『続日本紀』天平神護2年7月己卯(26日)条。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「志賀団」の詳細全文を読む
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