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態[たい, ざま]
態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである〔Klaiman 1991: 3.〕。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においてどのような現象を態と見なすかについては、一致した見解が無い〔Shibatani 2006.〕。能動態/受動態の区別の他に態として扱われることがあるのは、自発、使役、逆行態、願望、可能、中間態、逆受動態、適用態などである〔。 かつて古典語の文法ではvoiceを「相」と訳しているものが多かったが、現代ではvoiceの訳としては態をあて、相はアスペクトにあてるのが一般的である。 == 日本語の態 ==
=== 能動態 === 動作の主体に視点が置かれており、動詞の語幹に「られ」や「させ」が付かない、無標で表される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「態」の詳細全文を読む
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