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態 : ウィキペディア日本語版
態[たい, ざま]

(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである〔Klaiman 1991: 3.〕。ラテン語能動態受動態が典型的な例である。
言語学においてどのような現象を態と見なすかについては、一致した見解が無い〔Shibatani 2006.〕。能動態/受動態の区別の他に態として扱われることがあるのは、自発使役逆行態願望可能中間態逆受動態適用態などである〔。
かつて古典語の文法ではvoiceを「」と訳しているものが多かったが、現代ではvoiceの訳としては態をあて、相はアスペクトにあてるのが一般的である。
== 日本語の態 ==

=== 能動態 ===
動作の主体に視点が置かれており、動詞の語幹に「られ」や「させ」が付かない、無標で表される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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