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関節リウマチ[かんせつりうまち]
関節リウマチ(かんせつリウマチ、Rheumatoid Arthritis:RA)とは、自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の1つで、炎症性自己免疫疾患である。 しばしば血管、心臓、肺、皮膚、筋肉といった全身臓器にも病変が及ぶ。 == 名称 == 以前は、「慢性関節リウマチ」と呼ばれていた。第6回日本リウマチ学会総会(1962年)において「Rheumatoid Arthritis」の日本語訳が「慢性関節リウマチ」に決定されたためだが、「Rheumatoid Arthritis」という学名には「慢性」にあたる語は一切含まれておらず、実際、急性発症する例もあるため、これは完全な誤訳であるとする意見が多かった。このため第46回日本リウマチ学会総会(2002年)において正式名称を「関節リウマチ」に改訂した〔「関節リウマチ」への疾患名変更 -厚労省が政令改正で具体化- 日本リウマチ学会〕。これに伴い2006年には、厚生労働省による特定疾患の名称も「関節リウマチ」に変更された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関節リウマチ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rheumatoid arthritis 」があります。
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