翻訳と辞書
Words near each other
・ 成恵琳
・ 成戸平田線
・ 成戸村
・ 成戸真知子
・ 成敗
・ 成文
・ 成文化
・ 成文堂
・ 成文律
・ 成文憲法
成文法
・ 成文社
・ 成昆線
・ 成昆鉄路
・ 成昆鉄道
・ 成明親王
・ 成昴徳
・ 成朝
・ 成木
・ 成木園


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

成文法 : ウィキペディア日本語版
成文法[せいぶんほう]

成文法(せいぶんほう)とは、権限を有する機関によって文字によって表記される形で制定されているである。文字による表記がされていないが法として存在する不文法に対置される概念。制定法ともいう。
国民が法を知ることは為政者にとって必ずしも好ましいことではない。国民が自己の権利を主張し、また為政者の理非を知りえることになるからである(十二表法または中国で最初に成文法を定めて公開した子産への批判を参照)。
このような観点から、古代にあっては、為政者は意図的に法の成文化(法典化、codification)を回避した。
しかし、国民の権利というものが意識されるにいたって、法は原則として成文法であるべきとの要請が強くなった。近現代にあっては、一般に、刑罰法規と租税法規はかならず成文法でなくてはならないとの原則が認められている(罪刑法定主義租税法律主義の一内容)。
* 成文法主義(ドイツ・フランス)
* 不文法主義(イギリス・アメリカ)
 * 習慣法
 * 判例法
== 判例法主義 ==
イギリス・アメリカなどのコモン・ローの国では、裁判官による判例を第一次的な法源とし、裁判において先に同種の事件に対する判例があるときはその判例に拘束されるとする判例法主義の立場をとっている。ただし、成文法を否定しているわけではなく、成文法が存在する場合には成文法の規定が優先する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「成文法」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.