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成田一郎[なりた いちろう]
成田 一郎(なりた いちろう、1894年12月 - 1959年7月4日)は、日本の内務官僚、政治家。県知事、台湾総督府総務長官、参議院議員。 == 経歴 == 宮城県出身。成田喜十郎の長男として生まれる。広島高等師範学校を経て、1920年、京都帝国大学法学部を卒業。同年10月、文官高等試験行政科試験に合格。内務省に入り埼玉県属となる。埼玉県児玉郡長、内務省社会局事務官、社会局労働部労務課長、同庶務課長、資源局事務官などを歴任。 1936年、内務書記官兼内務大臣秘書官となり、大臣官房人事課長、厚生省労働局長などを務める。1939年4月、石川県知事に就任。1940年1月、内務省土木局長となる。同国土局長(土木局の改称)、同地方局長を経て、1942年6月、兵庫県知事に発令された。1945年1月、最後の台湾総督府総務長官に就任し終戦を迎えた。 戦後に公職追放となる。追放解除後、1956年7月の第4回参議院議員通常選挙で兵庫地方区から自由民主党公認で出馬し当選。在職中に死去した。 その他、東和海運株式会社社長、神戸港港湾審議会委員、兵庫県弓道連盟会長などを務めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「成田一郎」の詳細全文を読む
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