翻訳と辞書
Words near each other
・ 成長周期
・ 成長呼吸
・ 成長因子
・ 成長小説
・ 成長屈曲
・ 成長帯
・ 成長式
・ 成長戦略
・ 成長抑制剤
・ 成長抑制物質
成長曲線
・ 成長期
・ 成長期間
・ 成長板
・ 成長株
・ 成長段階
・ 成長比
・ 成長点
・ 成長点培養
・ 成長熱


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

成長曲線 : ウィキペディア日本語版
成長曲線[せいちょうきょくせん]

成長曲線(せいちょうきょくせん)とは、人間の身体的発達の程度を、横軸を年齢、縦軸を調べたいデータとするグラフで表した曲線である。曲線で表すので、成長の速度を視覚的にとらえることもできる。小児身長に対して用いられることが多く、成長障害低身長高身長)を判断するのに役立つ。もちろん、その他のデータに関する成長曲線、たとえば体重ボディマス指数(BMI)・座高などの成長曲線を作成することも可能である。
== 基準曲線の描き方 ==
成長曲線の基準となる曲線の描き方には標準偏差曲線(SD曲線)とパーセンタイル曲線(percentile曲線)の2つがある。
; 標準偏差曲線
: 調べたいデータが正規分布をしているとみなして作成する成長曲線のこと。平均値を年齢ごとにプロットしていった曲線と、+1SD、+2SD、-1SD、-2SDに対応する曲線の計5本を描く。計算により算出できるので、それぞれのデータの評価がしやすいという特徴がある。しかし、正規分布でないデータ(「体重」はその典型例)に関しては、この曲線を描くこと自体が統計学的に無意味になってしまうという欠点もある。
; パーセンタイル曲線
: 調べたいデータの分布を問わず、何%の人がこの値よりも下に存在するかという点を連ねていってできる曲線。通常3%、10%、25%、50%、75%、90%、97%の7本を描く。例えば25%の曲線上の点は、これよりも下の値を取る人が25%いるということを示している。正規分布に従う必要がないので様々なデータに対して描くことができるが、極端に高い(低い)値に対しての評価ができないという欠点がある。
日本では専ら標準偏差曲線が用いられることが多いが、世界的にはパーセンタイル曲線を採用することが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「成長曲線」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.