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我が名はネロ[わがなはねろ]
『我が名はネロ』は安彦良和による日本の漫画作品。『月刊コミックビンゴ』(文藝春秋)にて連載された。単行本(文藝春秋)、文庫本(中央公論新社)ともに上下巻。 == 作品の内容と経緯 == 紀元1世紀のローマ帝国皇帝ネロの即位(54年)から自殺(69年)までの歴史を題材とした作品である。 ネロの治世の事柄を丁寧に描きつつも、当時まだユダヤ人の胡散臭い新興宗教に過ぎなかったキリスト教についても触れられている。 連載雑誌の『コミックビンゴ』は文藝春秋がコミック分野へ進出するための雑誌だったが、売れ行き不振で作者の予想以上に短期間に廃刊になり、描き下ろしを加えて単行本で完結した。そのため、後半の描きこみはコンパクトになって尻すぼみの感は否めない。それでもラストへのストーリーの運び方において、作者の決めていたところに持ち込むことに成功した点は評価される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「我が名はネロ」の詳細全文を読む
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