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我が生涯の物語[わがしょうがいのものがたり] 『我が生涯の物語』(わがしょうがいのものがたり、''Histoire de ma vie'')は、18世紀イタリアの著名な冒険家・漁色家ジャコモ・カサノヴァの自伝。『カサノヴァ回想録』、『カザノヴァ情史』とも訳される。 カサノヴァはヴェネツィア人(1725年4月2日ヴェネツィア生まれ、1798年6月4日ボヘミアのドゥックス(現チェコ共和国ドゥフツォフ)にて死去)であったが、本書はフランス語で書かれた。当時の上流社会においてはフランス語が最も広く用いられていたためである。正式な題名は『1797年までの我が生涯の物語』(''Histoire de ma vie jusqu'a l'an 1797'')であるが、内容はカサノヴァの1774年までの生涯を扱ったものである。 == 内容 == 12巻からなる本書の全ページ数はおよそ3500にもおよび、出生から1774年までのカサノヴァの生涯が語られている。また18世紀当時のヨーロッパの風俗や事件が活写されているが、性的描写が多く含まれているため、後世においても出版に当たってはたびたび検閲の対象や発禁処分となることがあった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「我が生涯の物語」の詳細全文を読む
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