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戦争証跡博物館[せんそうしょうせきはくぶつかん]
戦争証跡博物館(せんそうしょうせきはくぶつかん、)は、ベトナム・ホーチミン市の3区にある、ベトナム戦争の歴史を綴る博物館。 == 展示 == 開館時間は7:30~12:00, 13:30~17:00。3階建ての展示館が中心となっており、敷地内にはベトナム戦争で使用された戦闘機や戦車の野外展示の他、コンソン島刑務所の牢獄を再現した建物や売店が存在する。展示館の屋内には大砲や爆弾などの遺物、当時の報道写真などの戦争の足跡をたどる各種記録が展示されている。他にも戦後のものとして枯葉剤の犠牲となった人々の写真や、世界中から集められた反戦ポスターを展示する児童向けのコーナーも存在する。 ベトナム戦争中に命を落とした戦場カメラマン、報道写真家たちについて紹介する階があり、ロバート・キャパをはじめとした世界中のカメラマンについての文が写真とともに飾られている。日本人カメラマンも多く紹介されており、ピュリッツァー賞を受賞した沢田教一の『安全への逃避』も飾られている。また、『地雷を踏んだらサヨウナラ』で知られる一ノ瀬泰造を紹介する文と、彼が愛用していたカメラ(ニコンF。弾丸が貫通している)の写真がある。 また、日本共産党提供によるコーナーには当時の日本でのベ平連などによる反戦運動の様子や、赤旗紙の広告なども展示されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦争証跡博物館」の詳細全文を読む
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