|
『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校』(せんじょうのヴァルキュリアツー ガリアおうりつしかんがっこう)は、2010年1月21日に発売されたPlayStation Portable専用ソフト。北米版タイトルは"''Valkyria Chronicles II''"。 シミュレーションとアクションゲームを融合させたPlayStation 3用ゲームソフト『戦場のヴァルキュリア』の正式な続編として製作された作品。コンセプトは学校+戦争〔4gamer.net 2009年7月24日 「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」の全体像が明らかに! ゲームシステムや世界観などを一挙に紹介 〕。物語は前作とつながりを持たせつつ主要人物を一新しており、ガリア公国でおきた内乱に実戦に投入されることに士官候補生たちのストーリーとなっている。 E32010に出展した際にはGameSpotから「Best PSP Game」・「Best RPG」を受賞した〔戦場のヴァルキュリア2公式ブログ 受賞しました! より〕。 == ゲーム内容 == 前作と同じくSRPGである。今作はプレイヤーキャラクターが学生であるためミッション選択はすべて校内で行われる。ゲームは月によって区切られており、その月によって発生するミッションも異なるものとなる。ミッションは大別してストーリーミッション、学校の課題となるキーミッション、過去の月のキーミッションなどが繰り返せるフリーミッション、購買部で取り寄せた購入ミッション、クラスメイトから受けるクラスメイトミッション、ダウンロードコンテンツなどで配信されたエクストラミッションの6つがある。ゲームはストーリーミッションを進めることで月が変わり、時間が流れ、ストーリーミッション自体を受けるにはその月ごとにキーミッションを規定数クリアしなければいけない仕組みとなっている。ゲーム中では時間の経過に従って季節も移り変わり、季節ごとに学校行事が発生したり、制服が変更されるといった「学校」を意識した要素もある。 戦闘はターン制で前作同様にBLiTZ(Battle of Live Tactical Zones)を採用している。マップは場所によって複数エリアに別れており、2つのエリアを連結する拠点を占拠すれば、別のエリアから出撃できる〔4gamer.net 2009年9月25日 [TGS 2009]BLiTZの新要素も確認できた「戦場のヴァルキュリア2」のプレイレポートを掲載 〕。また前作同様、使用ユニットは様々なポテンシャルを有しており、アクションモード中に特定の条件を満たすことで発動させる。今作ではさらにモラルという要素が加わり、モラルの高低によって発動するポテンシャルの良し悪しにも影響が出る。これは部隊の士気であり、0になるとミッションは失敗となる。敵を倒す、敵拠点占拠、味方の救出で上がり、敵に倒される、敵の自軍拠点占拠で下がる。〔GAME watch 2009年12月11日 セガ、PSP「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」王立士官学校に登場するキャラクターを紹介 〕 また、今作では戦死という概念がなく、味方が倒れたまま規定ターン数が経過したり敵兵は接触したりしても戦場から撤退するのみという形となった。その後、メインキャラクター以外は撤退後入院となり3ミッション出撃不可となる。車両ユニットが破壊された場合は研究開発棟で車両修復を行うまで出撃不可となる。 このほか携帯ゲームならではの楽しみ方として、通信機能を利用した対戦や協力プレイが可能になった〔『戦場のヴァルキュリア2』、戦車カスタマイズと通信プレイの詳細が明らかに ファミ通.com 2010年1月15日更新分〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦場のヴァルキュリア2」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|