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戦士の銃(せんしのじゅう)は、松本零士の漫画作品に登場する架空の武器。 雷管先込軍用大型リボルバー拳銃(コルトドラグーン)をモチーフとした形状の次元反動銃だが、ビームを発射するため劇中では光線銃のように描かれる。別名:コスモドラグーン(宇宙竜騎兵)。2979年に土星の衛星タイタンのぶどう谷にて大山トチローによって製作される〔ただし、『宇宙海賊キャプテンハーロック』の年代設定はその2年前の2977年で、この作品ではトチローは物語の開始時点で既に故人であり、アニメ版においては死後7年が経過している。また、『999』TVアニメ版の年代設定は2221年(アニメ第1話冒頭のナレーションより)である。〕。 この銃を自由に使いこなせるようになったとき、初めて真の「宇宙戦士」と呼ばれるという〔宝島社『完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK』、ケイブンシャ『さよなら銀河鉄道999大百科』などの記述より。〕。 本稿では、初出の作品である『銀河鉄道999』の描写を中心に解説する。 == 初登場 == 『銀河鉄道999』で鉄郎が土星の衛星タイタンにて知り合った老婆に渡され、そのまま使用する。所有者である老婆の息子の死後、長い間使用されていなかったため(アンタレスの見立てでは30年くらい)、漫画およびTV版で列車強盗を行ったアンタレスによりメンテナンスを施されるまでは銃の手入れがなされていなかった。 初出からしばらくは宇宙戦士の銃と呼ばれ、希少ではあるものの「一人前の男のステータス」程度の汎用品という設定であり、機構も次元反動銃ではなく、その機構の銃は別途メーテルが所持していた。なお、劇場版でデザインが決まるまでデザインは一定ではなく、登場するたびに形状が変わっていた。 TV版においても同じ入手法であるが、劇場版でこの老婆が制作者である大山トチローの母(大山摂子)であり、デザインも変更され「戦士の銃」は宇宙に数丁しかないトチローオリジナル、という設定が加えられる。それ以降、原作でもその扱いとなり、デザインも劇場版に準じたものとなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦士の銃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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