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戦略国際問題研究所[せんりゃくこくさいもんだいけんきゅうじょ] 戦略国際問題研究所(せんりゃくこくさいもんだいけんきゅうじょ、)とは、1962年にアメリカ合衆国のワシントンD.C.に設立された超党派のシンクタンクである。 全世界のシンクタンクをランク付けしたペンシルベニア大学によるレポート(''Go to think tank index''の2014年版)によれば、CSISは防衛・国家安全保障で世界第1位、外交政策・国際関係論で第5位、全分野の総合では第4位(全米で3位)にランクされており 、ワシントンのシンクタンクでは最も尊敬を集めているものの一つとされる。 公式には超党派を標榜し、民主・共和両党を含む幅広い人材が関与している。USニューズ&ワールド・レポートは「中道」(centrist)と表現している。 ==沿革==
イエズス会神父エドマンド・アロイシャス・ウォルシュ(Edmund Aloysius Walsh、1885年10月10日 - 1956年10月31日)が1919年にジョージタウン大学内に創った「エドマンド・A・ウォルシュ外交学院」(Edmund A. Walsh School of Foreign Service、略称SFS)が改組されたものである。ウォルシュは地政学者カール・ハウスホーファーの弟子であり、その学問をアメリカに移植することを目的とした組織であった。 CSISは1962年にアーレイ・バークおよびデイビッド・マンカー・アブシャイア(David Manker Abshire)〔1926年、テネシー州生まれ。大統領学研究センター(CSP)代表。戦略国際問題研究所(CSIS)共同創設者で副理事長。1951年、ウエスト・ポイント陸軍士官学校卒業。1959年、ジョージタウン大学にて歴史学博士号取得。同大学にて長年助教授を務める。1980年の政権移行期にロナルド・レーガン大統領により国務省、国防総省、米軍情報庁およびCIAを含む国家安全保障グループの統括役に任命。〕の主導によって、ジョージタウン大学の付属研究機関として設立された〔CIA情報担当次官レイ・クラインも創設者に名を連ねていた。〕。1987年、同大学から独立した研究機関となった。現在、CSISは、アメリカ陸軍・海軍直系の軍事戦略研究所でもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦略国際問題研究所」の詳細全文を読む
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