翻訳と辞書
Words near each other
・ 戦略兵器制限交渉
・ 戦略兵器制限条約
・ 戦略兵器削減交渉
・ 戦略兵器削減条約
・ 戦略単位
・ 戦略司令官
・ 戦略国際問題研究所
・ 戦略型ゲーム
・ 戦略大作戦
・ 戦略娘
戦略守勢
・ 戦略家
・ 戦略形ゲーム
・ 戦略情報システム
・ 戦略投票
・ 戦略支援部隊
・ 戦略攻撃能力削減に関する条約
・ 戦略文化
・ 戦略核
・ 戦略核兵器


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

戦略守勢 : ウィキペディア日本語版
専守防衛[せんしゅぼうえい]
専守防衛(せんしゅぼうえい)とは、第二次世界大戦後の日本で練られている軍事戦略である。戦略守勢とも言う。
==概要==
専守防衛は戦後の日本(自衛隊)の基本的な軍事戦略とされてきた。自衛隊の基本戦略戦術思想の根幹を成している。防衛上の必要があっても相手国に先制攻撃を行わず、侵攻してきた敵を自国の領域において軍事力(防衛力)を以って撃退する方針のことを意味する。
その内容は、全般的な作戦において、相手の攻撃を受けてから初めて軍事力を行使すること、その程度は自衛に必要最低限の範囲にとどめ、相手国の根拠地への攻撃(戦略攻勢)を行わないこと、自国領土またはその周辺でのみ作戦することなどである。戦力不保持・交戦権否認を規定する日本国憲法第9条と整合性を持った受動的な軍事戦略とされている(もっとも、同条の解釈については種々の議論がある)。
なお、ドイツ連邦軍も、第二次世界大戦の反省から、かつては専守防衛を原則としてきた。しかし、1990年代カンボジアソマリアユーゴスラビアに派兵するようになっており、またドイツ最高裁判所は、議会の承認を得たものなら海外派兵は憲法違反ではないとの判断を下している。ドイツ軍が現地で殺害に加担したり、戦死者を出すようになっており、ドイツにおいては専守防衛の原則は過去のものとなっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「専守防衛」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.