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戦車第10連隊[せんしゃだい10れんたい]
戦車第10連隊(せんしゃだい10れんたい、''戦車第十聯隊'')は、大日本帝国陸軍の戦車連隊のひとつ。 == 概要 == 戦車第10連隊は、1939年(昭和14年)8月1日に、戦車第4連隊・戦車第5連隊から抽出された要員をもってハルピンで編成された。当初の戦車は戦車第3連隊・戦車第4連隊で用済み後の八九式中戦車甲型(ガソリンエンジン)であった。同年12月東安に移駐し、戦車第4連隊・戦車第11連隊とともに第2戦車団に所属した。その後、1942年(昭和17年)6月には戦車第2師団の創設にともない同師団戦車第4旅団の隷下に入った。また砲戦車装備予定の第5中隊が編成されたが、実際には砲戦車は生産されていなかったため九七式57mm戦車砲装備の九七式中戦車で編成された。 連隊は編成後一貫して満州東安に在って、戦車第2師団創設後は同師団に属し、国境付近の警備にあたるとともに対ソ連戦に備えた訓練に従事していた。しかし太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)に戦車第2師団はフィリピン方面に転用となり、フィリピンルソン島に進出したが、1945年(昭和20年)5月に玉砕した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦車第10連隊」の詳細全文を読む
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