|
大鎌(おおがま、サイス、サイズ、scythe)は、草を刈ったり作物を収穫するために用いられる農機具のひとつである。同様の形状で大きさの小さいものは鎌(かま、シックル、sickle)と呼ばれる。農業の機械化が進んだ現代においても、ヨーロッパやアジアの各地で用いられている。 == 構造 == 大鎌は、木製(または金属やプラスチック製)で長さ170cm程度の長柄(snaith、snath、sned)と、その上端の1ヶ所あるいは中央と上端の2ヶ所に設けられた短いハンドル、長柄の下端に柄と直角に設置された長さ60-90cm程度のカーブした刃から構成される。 長柄にはまっすぐなものとゆるやかなS字にカーブしているものとがあるが、使用者がより使いやすいように三次元的なカーブ(ひねり)が入ったものもある。 通常は使用者から見て向かって左側に刃が突出するようにつくられている(左利き用に逆に刃がついたものも存在するが、事故を防止するために、使用に際して通常のものを用いる人と同時に作業しないようにするなどの配慮が必要である)。 大鎌の刃は鍛造でつくられることが多く、草刈り用などに用いられる場合には紙のように薄いエッジが作られる。そのため、使用後には頻繁な研ぎと再鍛造が必要になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大鎌」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Scythe 」があります。 スポンサード リンク
|