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攻撃ヘリコプター[こうげきへりこぷたー]
攻撃ヘリコプター(こうげきヘリコプター、Attack Helicopter)は、武器を搭載し、対地攻撃を主任務とする軍用のヘリコプターである。防衛省および自衛隊においては、平和憲法との兼ね合いから「攻撃」という表現が避けられる傾向にあるため、陸上自衛隊では装備するAH-1S コブラを対戦車ヘリコプター、AH-64D アパッチ・ロングボウを戦闘ヘリコプターと呼んでいる。 == 概要 == 攻撃ヘリコプターとは、主に機関砲やロケット弾・対戦車ミサイルなどの対地攻撃兵器を装備する機体を指す軍用ヘリコプターの一種。自衛用対空装備として短距離空対空ミサイルを搭載する機種も存在する。輸送用ヘリコプターに武装を施したガンシップから、その当初から攻撃用として開発されたものまで幅広い。なお、その当初から攻撃能力を有するヘリコプターを攻撃ヘリコプターと呼び、輸送用ヘリコプターに武装を施すなど、後に改良によって攻撃能力を取得したヘリは武装ヘリコプターと呼ばれる。 だが、攻撃ヘリコプターも輸送用ヘリコプターなどと同じく、戦場においては携行式地対空ミサイルによる攻撃によって撃墜されるリスクが大きい。また、遍在性に欠け、常に特定の地域を確保するといった任務には不向きであり、天候にも一定程度その活動は左右される。本格的な対空陣地相手には、やはり「力負け」するなど、脆弱性は存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「攻撃ヘリコプター」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Attack helicopter 」があります。
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