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戸上 城太郎（とがみ じょうたろう、1916年5月18日〔「新撰 芸能人物事典 明治～平成」、2010年日外アソシエーツ刊。〕 - 1980年7月24日〔「CD 人物レファレンス事典 日本編」、2002年日外アソシエーツ刊。〕）は、日本の俳優。 長崎県に生まれる〔。本名・田川正三〔。 == 来歴・人物 == 猶興館中学4年修了〔。東宝京都撮影所俳優養成所で学び、1939年今井正監督の「沼津兵学校」でデビュー〔。すぐに日活に移籍し、1941年稲垣浩監督の「海を渡る祭礼」で初主演。その後所属先は日活から大映、松竹と変わる。 大柄な体躯と野太い声が特徴で殺陣の名手としても知られたが、台詞回しの癖のため主演スターとしては伸び悩んだ。中年期以降は主に時代劇の悪役・敵役として活躍した〔「日本映画俳優全集・男優編」、1979年キネマ旬報社刊。〕。 1960年高田浩吉、近衛十四郎と共に時代劇量産体制にあった東映に移籍。東映時代「梟の城」（1963年）において大友柳太郎と敵対する忍者の頭目の役で、高所恐怖症のため空を飛ぶシーンの撮影（クレーンとワイヤーを用いた）の際に苦労した〔「時代劇伝説-チャンバラ映画の輝き（日本映画史叢書4）」、岩本憲児著、2005年集英社刊。〕とのエピソードがある。 1964年、「集団奉行所破り」を最後に東映を離れ、映画のみならずテレビドラマへも多数出演。 1980年7月24日、死去。 稲垣の監督生活50周年記念「地獄の蟲」（戦前に不完全な形で公開された作品の完全な形でのリメイク）が遺作となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「戸上城太郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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