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戸出御蔵[といでおくら]
戸出御蔵(といでおくら)は、加賀藩の藩蔵である「御蔵」のひとつであり、砺波郡で最大の御蔵だった。現在の富山県高岡市戸出町2丁目に存在した。1654年(承応3年)に造られ、廃藩置県後は県有となった後に一部は売却され残りは取り壊された。御蔵が廃止された後、その跡には会社や店舗などが建てられたが、現在は更地となっている。 == 概要 == 加賀藩は領内各地に藩の年貢米を収納する倉庫を設け、この倉庫を「御蔵」と呼んでいた。9,344石を貯蔵することができた戸出御蔵は砺波郡最大の御蔵であった。 戸出地区に御蔵が置かれた理由は、砺波地域の物流動脈であった千保川が当時戸出御蔵のすぐ東側に流れており米の集積運搬に大変適していたこと、また上使街道、井波道、城端道(加賀街道)などの多くの街道が交わる点でこの地が米の集積に適していたことなどが考えられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戸出御蔵」の詳細全文を読む
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