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戸川重明 : ウィキペディア日本語版
戸川重明[とがわ しげあきら]

戸川 重明(とがわ しげあきら、寛永8年(1631年)-正徳5年10月28日1715年11月23日)は、江戸時代幕臣旗本)。通称は、平三郎のち十兵衛、内蔵助など。雅号は道安。
小出重堅次男として生まれ、戸川安尤の養子となった。子に戸川安貞戸川安通、他。
慶安4年(1651年書院番士になる。のちに御先鉄砲頭となり布衣の着用を許される。
承応3年(1654年)東高梁川氾濫の余波を受け領内の年貢は50という著しい損害を被った。
知行地の早島は、当時干潟の広がる沿いの地であるため、収入の増微を目指し新田開発に勤しんだ。主なもので早島西方の早島新田(承応元年(1652年)・この地は後に西田村(岡山県倉敷市)となった)、早島南方の久々原新田(寛文3年(1663年))、葭野新田(寛文4年(1664年))、早島大新田(のちの前潟新田・寛文7年(1667年))などである。そのおかげで元禄2年(1689年)には、家臣への支給米を知行高の30%から35%に増やしている。
元禄8年(1695年)江戸屋敷が類焼により焼失。
元禄15年(1702年)3月に隠居し、跡目は安貞に継がせた。また、幕府より隠居料として米300を与えられる。
正徳5年(1715年)10月28日没。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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